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たいがのゆううつ

このサイトはマイペースに二次創作や漫画・小説などを淡々と更新していきます。過度の期待はしないでください。あとPCのデスクトップから3m離れて見やがってください。

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涼宮ハルヒの憂鬱の二次創作を中心でやっていく方針です。あと自身の日々の徒然なる日記好きなラノベの紹介等も書いていきます。

社会人になり5年経ち、色々と考えなければいけない時期に来ているかも

最近はラブライブの曲ばかり聴いています
ラブライバーに、私はなりたい・・・

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久しぶりに一姫さんSSを

連続投稿ですが、久々に書き溜めていた一姫さんSSを載せてみました

今回は涼宮ハルヒの退屈を一姫さん視点で書いてみました

まだですが、鶴屋さんも今後登場させていきます

男の鶴屋さんも、イケメンだろうなぁ


話は変わりますが、最近は、ペルソナ4と男子高校生の日常が自分のマイブームです

完直、鋼のシスコン番長、タダクニ、ヒデノリと文学少女が嗜好です

男子ryの日常はDVD購入確定、ペルソナは余裕が出来たらゲームやりたいな・・・


一姫SS・退屈編


5月の半ば。
例年に比べて多少早く訪れた五月雨が弱々しく降り続いているなか、二つの傘の円が歩いていた。
そのうちのひとつの傘がもう片方の傘に語りかける。

「まだ5月だってのに降るよなぁ。お天道さんもまだ休むには早いだろうに」
「この雨も来週には止んでしばらくは晴れが続くみたいですよ。お天道様もまだ休む暇はないようです」
「お、マジで?ここんとこ雨ばっかでつまんなかったから久々にSOS団の活動ができるな。体が錆びちまっ
たから思い切り体を動かしてぇ」

彼の表情がパァッと輝くのがみてとれた。この時の彼は九割方周囲を巻き込むような大きな事をしようとしているのだ。
そんな表情を彼がするときは、自分も決まってワクワクするのを、私は知っている。

「ほぅ?例えば?」
「スポーツ。ラグビーとかトライアスロンとかクロスカントリーとか」
「これはこれは、またハードな……」

どれもアスリートよろしく体育系なものばかりで、一般人には厳しいものだ。
彼は言うまでもなく、一応私も出来なくはないし、宇宙人の背の高い男はむしろ派手な事をしでかさないか不安だが、残りの二名は確実に無理だろう。開始数分で息が切れ切れになり、へたり座って動けなくなるのが目に見えている。

「もう少し気楽にできるもののほうが良いと思います。あまり激しすぎても、皆楽しめないでしょうし」
「そぉ?面白いと思うけどなぁ。じゃあ野球か相撲か100kmマラソンのどれかに」
「野球にしましょう。一生の願いです、野球を皆でやらせてください、どうかよろしくお願いします」
「い、いやそんな頭下げなくっても……古泉さんって野球が好きなのか?意外だなぁ」

それは心外です。私は単純にスポーツが好きなわけではなく、相撲なんてやろうとしたら確実に裸体を晒すことになるし、100kmもの距離を走るのはさすがの私でも無理、消去法で野球が選ばれただけなのです。
さすがの私でも、今の選択肢は彼の提案とはいえ適当には決められません。

「了解ー。たしかに相撲は露出が激しいから女子はきついし、マラソンはみつる君やキョンは1キロだって走るのは無理だろうな」
「そ、そうですね。その2つは厳しいですよね」
「でも相撲なら古泉さんとキョンは体操服着れば問題ないし、マラソンは俺と有希以外は自転車使えばいいかなぁって思ったんだけどな。ま、キョンのまわし着けた姿を眺めるのも面白そうだし、自転車使ったところであいつらは五キロも走れないだろうけどな」
「……」
「どうしたの、黙っちゃって?顔が赤いぞ?風邪引いたのか?」
「いえ。な、なんでも」

あやまった。私としたことが、なにを勘違いしてるのだ?よくよく考えれば、いくらなんでも相撲の格好について彼が私たちに気を使わないはずがないではないか。
彼は気早で、奇抜な行動をとることが多々あるので忘れていたが、常識的な人だったのだ。
普通に返していれば問題なかったのに、全力で彼に許しを乞うなんて恥ずかしいにも程がある。

「ふっ、くくく」
「なっなにが可笑しいのですか?」
「いやな、古泉さんでもそんな表情できるんだなぁって。珍しいもん見た気分だわ」
「ちょ、からかわないで下さい!」
「冗談、冗談。それはいいとして、アルバイトであまり顔を見ないから、うちの団にようやく慣れてきて安心したわ」
「い、いえ……私は」
「頼りにしているからな、古泉さん」
「……」

嬉しい。彼に頼りにされる存在になることは、私にとっての夢であった。
それが今、それが実現し、彼から頼りにしていると言われて胸が弾けそうなくらいの高鳴って、すぐにでも子どものようにはしゃぎたい気持ちでいっぱいなのだ。
しかし、一方でそれを快く思わない自分もいた。
信頼されているということは、裏を返せばそれ以上にもそれ以下にもなることができない存在。つまり、いくら頼りにされようと、信頼から上への存在にはなることはできない。
こうとも言い換えられるだろう。自分は、恋愛などの対象ではない。二の次の存在だ、とも。
それ以上の存在になりたければ、もっと踏み込まなければならない。彼という、竹やぶの中へと。少し前の私ならば、その竹やぶに突っ込むのも恐れはしなかっただろう。
少し前の私ならば。
今の私は、竹やぶには入ることはおろか、入り口に立つことすら出来ないでいる。遠く陰で傍観する程度だ。

当然だ。私は、罪を犯したのだ。
彼の、彼自身の力を利用して、彼の望む世界をぶち壊そうとしたのだから。
今の私には、その資格はない。

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