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たいがのゆううつ

このサイトはマイペースに二次創作や漫画・小説などを淡々と更新していきます。過度の期待はしないでください。あとPCのデスクトップから3m離れて見やがってください。

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涼宮ハルヒの憂鬱の二次創作を中心でやっていく方針です。あと自身の日々の徒然なる日記好きなラノベの紹介等も書いていきます。

社会人になり5年経ち、色々と考えなければいけない時期に来ているかも

最近はラブライブの曲ばかり聴いています
ラブライバーに、私はなりたい・・・

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更新・・・私はSOS団副団長(1)

今は九月上旬、名残を惜しむかのように先月の蒸し暑さを引き継いだ今日この頃。去年の夏休みのような無限ループも起きず、無事に始業式を迎えられ、不安材料が何事もなく無くなっていくことは僕にとってもありがたいものです。そうでなくても夏休みには今年も同様、涼宮さんによる不思議探索の超拡大版(勿論泊り込みです)や打ち上げ花火の鑑賞、幽霊スポットでの肝試しなどやはり彼女らしいです。それはそれは非常に楽しませて頂きました。涼宮さん本人は資金を副団長らが提供されたことに申し訳ないということを話されましたが、団長様がそのようなことを言うのは心外でした。僕たちは涼宮さんが満足されることがこの上ない光栄なんですが。まあ閉鎖空間を発生させないというのが正直なところ本音ではありますが、そのことをはっきりと彼女には言えない。・・困ったものですね。

しかし、今は確実に世界は良い方向へ進んでいます。前にも彼には申しましたが、涼宮さんの能力は確実に弱まってきています。またTFEIに属する長門さんも人間能力に限りなく近づいています(生徒会長の書記をされている方や天蓋領域の者は分かりませんが)。そして今もその進行はそのままで、このまま行けば間違いなく涼宮さん、長門さん、そして僕は「普通の人間」となるでしょう。そうなることが僕たちの最終的な目標でありそうするための僕たちの役割ですから・・・それでも今までのことを考えると少しばかり寂しくなります。

・・・このようなことをぼんやりと考えていました。・・しかし心配りが足りなかった、あるいは平和ボケだったのかわかりません。それは始業式から数日後の部室内でのことでした。

「キョン、あたしが男になったらどうなると思う?」

「は?お前はいきなり何を言い出すんだ?」

「ずっと前から思っていたんだけど、もしあたしが男だったら絶対イケメンだと思うのよ。多少身だしなみは整えているけど坊ちゃま風ではないことは確かだわ。」

「お前が男になったらそれこそ俺ら(ら、とはいうが基本的に俺、もしくはお隣の可哀想なコンピ研の部長さんを指していると思えばいい、あと谷口や国木田もその中に含めてやる)に脅して金奪ったり喧嘩とか申し込みそうだな」

「何よ、あたしはそこまで暴力に身を任せないわよ?これでも身をわきまえてるわ。それにしても、キョンが女になったら絶・対!に気持ち悪いね」

「人に気持ち悪いと平気で言うな。俺は最初っから女になりたいなどと言う変な気は起こしていない」

「ノリが悪いわね。別に本当になりたいだなんて言ってないでしょう?それだからずっと雑用止まりなのよ」

「関係ねえだろ」

「まああんたが女になっても性格は変わらないかもね。そのぶっきらぼうなところも。その点、古泉君が女になったら、お姉さんみたいな感じになると思うわ。それで、みくるちゃんよりは劣るけど絶対に胸は大きくなるわ!ちなみにキョン子は貧乳で決定ね」

「ありがとうございます。そうですね、こういうことを想像するのも面白いですね」

「・・・このイエスマンが。少しは意見を述べろ。それとキョンは俺のあだ名だ、名前じゃねえ。勝手に命名するな。それと頼むから○○子と聞くとどうも某アニメのキャラクターを想像してしまうからやめてくれ」

「いいじゃあありませんか?こういうことも彼女にとっては一つの楽しみなんです」

「みくるちゃんと有希は殆ど変わらないわね。あ!みくるちゃんはその童顔キャラをそのまま引き継いで少年キャラがしっくりくるわね。女の子に間違われてもおかしくないかも」

「ひいぇぇぇ!?それはひどいです!?」

「有希はクールな読書家!…でも基本的にあんま変わってないかな」

「・・・そう」

「他の人も考えてみたんだけど、」

「・・・やれやれ」

放課後、全員が集まった時の会話です。涼宮さんは、この後も御自分のクラスの人やお隣方、四月に会った彼の友人などについても楽しそうに、また晴れの日に元気に遊ぶ子供のような笑顔で語っていました。こういう光景は何度見ても微笑ましい・・やはり彼女はこうであるのがお似合いです。

その日は特に何事もなく、このような話だけで終わりました。その帰りの途中で彼が僕にぼんやりとこんなことを言いました。

「あいつ、まさか今日みたいなことを本気で望んでいたと思うか?」

「おや、あなたは涼宮さんが本気で男になどなりたいなんてお思いなのですか?仮にそうだとしても、彼女は僕たちに御自身の気持ちを告白する前に既に実行してしまうと思いますが?」

「そうだな、愚問だった。要は話す中身よりも話して楽しむことに意義がある、そういうことだろ?」

「その通りです。今の彼女は限りなく安定飛行を保ち続けています。最近は閉鎖空間の発生も限りなくゼロに近く、僕としても大助かりです」

「そうか。それはご苦労なこったな」

このような会話も貴重な至福のひと時だと感じていました。ずっとこうであればいいと。だが、異変はすぐに訪れました。この日から数日後のことです。

彼女が数日間、放課後に部室に訪れなかったのです。なんでも、彼の言うには、朝から彼女が眠たそうにしていて、授業中ずっとうなされていたことを言ってまして、それでもその数日後は部室に足を運びましたが、本当に歩いていても眠ってしまいそうなくらい、うとうとしていました。

彼女は殆どの授業で眠っていたみたいです。それと同時に、閉鎖空間の発生率も急激に上昇しました。それも三年前――いや四年前でしたね――彼女が北高に入学する前と同規模の閉鎖空間の連続的な発生・・これは、非常事態といわざるを得ないみたいです。現在の彼女の状態からしてして、確かに閉鎖空間を発生させてもおかしくない・・しかし、先程も言ったはずだ。「涼宮ハルヒの能力は確実に弱まっている」と。ここまで閉鎖空間を発生させる力は残されていなかったはずでは?

まずは自分で情報を収集しなくては。できれば彼や長門さんにも協力を願いたいのですが、僕自身が何の状況も把握できていませんからね。・・・さて、どうしましょうか。まずは彼女の近辺調査からやりましょう。僕は涼宮さんが帰るのと同時に、尾行をするために彼女を追った。

その時、古泉一樹の二十メートルも離れた場所から、一人の少女がニコニコと――ただし心の内側と一致しているかは不明な――笑みを浮かべながら同じ道を歩き出した。

「・・・ふっ、楽しみですね」

少女は妖艶に呟きながら古泉一樹の後を追う。ゆっくりと、だが確実に近づいていく。

この時に気づくべきだった。いや気付かなければならなかった。あの日の楽しげな話からどうなるかを。その異変は刻一刻と僕たちに近づいていた。



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