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たいがのゆううつ

このサイトはマイペースに二次創作や漫画・小説などを淡々と更新していきます。過度の期待はしないでください。あとPCのデスクトップから3m離れて見やがってください。

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涼宮ハルヒの憂鬱の二次創作を中心でやっていく方針です。あと自身の日々の徒然なる日記好きなラノベの紹介等も書いていきます。

社会人になり5年経ち、色々と考えなければいけない時期に来ているかも

最近はラブライブの曲ばかり聴いています
ラブライバーに、私はなりたい・・・

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私はSOS団副団長(3)

カッカッカッカッ・・・
無数の鉛筆を走らせる音が聞こえる。四時限目の授業が行われている最中、

「――でこの法則を利用してこの問題を解けるわけだが、古泉、やってくれないか?」

教師の叫ぶ声が教室中に広まる。

「わかりました」

古泉という青年は快く返事をし、黒板に向かって問題を解く。

いつもの学生の風景・・・なのだが、この青年の心境はいつもの日常とはかけ離れた気持でいた。

朝から繰り返し考えている事がある。昨日の少女のことについてだ。
少女は、名を「一姫」と言った。偶然にも自分の名前と被ってしまったが、やはりこの名前に該当する人物を探したが、発見することはできなかった。それもそのはず、担任にその人物の名を探してほしいと頼んでみたところ、そのような名の生徒は実在していないのだそうだ。
これでわかったことは、少なくとも彼女はこの学校の生徒ではないということだ。なのだが…

――そう考えるのが普通だ。だが、何かが引っかかる・・

昨日の彼女を見て疑問に思ったことがある。それは、この学校の生徒ではないとしたら、何故わざわざ自分に会うために北高の制服を着る必要があるのだろうか。それに、仮に他校の生徒であると仮定しても、自分は裏では機関の一員としてよく活動するからそれに関係する者には多少なりとも名が知れ渡ってるのだが、表舞台ではせいぜい文芸部室での活動ぐらいであり、噂にしても高校内部にとどまるにすぎない。それなのに何故彼女は自分の事だけでなく ゛機関としての活動゛まで知り尽くしていたのだろか。むしろ、この事を知られていた事が一番重要なことなのだ。

――何故、゛涼宮ハルヒ゛ に関わる事ついて一人の少女が知っているのだろうか

「ふむ、正解だ。よし、戻っていいぞ」

再び思考の間に教師の声が入り、日常の世界に戻る。
いつもと変わらない教室の中を歩き、席に戻る。

このようなことをひたすら考えていた。考えるだけ考えても出てくるのは曖昧な仮説だけで、彼ではないが、無駄な徒労に終わるのは言うまでもない。兎に角、現在はっきりしていることはただ一つ。

――また明日お会いしましょう。その時に貴方が知りたいことを話します。いや、知ってもらわなければこちらも困りますので――

彼女は今日会って自分が知りたい情報を教えると言った。あまり信用するのは正直危険なものだが、彼女が重大な何かを知っているというのはあながち間違いではないと思うし、何にしろ、今の状況では自分の選択肢は限られているようだ。
ここで自分がしなければいけないことは彼女から、現在、何が起きているのかを第一に聞かなければならないということだ。

思考を寸断して、日常の授業に戻る。
非日常まで、残りわずか・・・。

「あ・・・古泉君」

HR終了後の清掃も終わり、文芸部室へ向かおうとしているところへ途中の渡り廊下で朝比奈さんと出くわした。彼女も部室に向かうところかと思っていたのだが、

「すいません、少し遅れてしまうので誰かに伝えてもらえないでしょうか?」

別段気にするものでもないので素直に了承した。彼女は笑顔でお辞儀して早足でこの場を後にした。
彼女はいつからか忘れたが、僕や長門さんと敵対関係であることを忘れているかのように接してくるので、彼女は未来というグループの中でやっていけているのだろうかと心配になってくる。ここで他人を心配している自分も似たようなものだが。
そのようなことを上の空で考えながら、廊下を歩きだす。

文芸部室に着いた時には、前と同じく人の姿はなかった。鞄をテーブルに置き、いつも座っている位置へ席に着く。
ふと、あの少女について考えてみた。
彼女は、゛ようやく゛ 逢えたと言っていた。ということは、長年達成し得なかったことを今ここで為し得たということだろう。…だとすると、やはり彼女とは昔にどこかで会ったことがあるのだろうか? 自分がただ単に忘れているだけで。仮にそうだとしたら、僕はとんでもない罪深い存在であるだろう。相手が目的を叶えられずに苦しんでいる間、自分はのうのうと何事もなく生きているのだから。

「彼女は・・・一体何者なんでしょうか…」

「まだ気づいてないのですか?」

唐突過ぎて本当に心臓が飛び出てきそうなぐらい驚愕した。自分以外誰もいないはずの部室の窓側の方を見ると、昨日目にしたニコニコスマイルの少女が立っていた。ただし顔は笑っているが同時に困った表情をしていてなんとも誰かに似ていて顔の表情が器用なものだ。

「こんなことだろうと思いましたが、正直言って悲しいものです。いつも私は貴方の事を見てきたのに」

「・・・」

「あの、無視しないでくれませんか? 本当に落ち込んでいるのですよ?」

そんな事を言われても、この空間には誰もいなかったはずなのにまるで幽霊のように物理法則を無視して現れたわけだから驚いても無理もないだろう。彼女は僕が驚いていることに気が付いていないのだろうか?

「まあ、今はそんなことはどうでもいいです。今一面白くないですが・・・」

何故そんなに残念そうな表情をするのか疑問だが、話題を変えるのには大いに同意だ。

「本題に入りますか・・・」

「その通りです。もうご存じだとは思いますが、私はこの世界の住人ではありません。私がこのように登場したのも貴方とは違う世界にいるからなんです。」

それは早い段階から勘付いていたことだが、まさか本当にそうだとは予想だにしていなかった。この世界の住人でない者といったら朝比奈さんや険悪な態度をとる青年、未来人と長門さんなどのTFEIが該当するが、それではこの少女はどの部類に該当するのだろうか? まさか異世界人ではないだろうか?

「その内容については後々説明します。まず一番の重要事項を述べとこうと」

彼女は、昨日の再現をするかのように口元を歪ませてこう言った。

「明日12:00ちょうどに、この世界は神によって新しく上書きされます。自分の都合に合う世界に…ね」

何を言っているのか理解できなかった・・・世界の上書き? この少女は何を言ってるんだ? 彼女はもう世界を新しく作り直す必要がなくなったのではないのか? この時機に、しかも機関でも探るおとができないような世界の創造なんてものは初めてだ。彼の話では、長門さんも世界の改変を行った経緯があるそうだが、似たようなものなのだろうか?

「まあ、神は神でも、貴方がたがご存じの神とは異なりまして、これも少々複雑なのですが」

そう言いながら、彼女は窓の方へ視線を変え、ただ一点を眺めながら話をつなげた。

「・・・さて、彼らも『主』と対面している最中です。こちらも話を続けましょう」

その頃・・・とあるマンションの一室で男女が制服姿で正座のまま対峙している。

「・・・」

「・・・」

またとある学校の廊下の曲がり角で、受験生男女が対面していた。

「あ・・あのう」

「すいません、聞いてください!」

彼らこの世界の住人ではない者たちは、口をそろえてこう述べた。

「私たちは、涼宮ハルヒコによって創造されました」
「私たちは、涼宮ハルヒコによって創造された」
「僕たちは、ハルヒコ君によって創造されました!」

続く

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