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たいがのゆううつ

このサイトはマイペースに二次創作や漫画・小説などを淡々と更新していきます。過度の期待はしないでください。あとPCのデスクトップから3m離れて見やがってください。

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涼宮ハルヒの憂鬱の二次創作を中心でやっていく方針です。あと自身の日々の徒然なる日記好きなラノベの紹介等も書いていきます。

社会人になり5年経ち、色々と考えなければいけない時期に来ているかも

最近はラブライブの曲ばかり聴いています
ラブライバーに、私はなりたい・・・

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続き・・・私はSOS団団員その一(3)

・・・!!?一瞬人の気配がしたので、素早く後ろを振り向いた。が、確かに人はいたがここからでは暗すぎてよく見えない。俺は慎重に歩き、相手に気付かれない様にした。過去に襲われた件(全部朝倉だけどな)を考えればここで俺の命が狙われてもおかしくはない。こんなところで俺は死にたくない。じり・・じり・・と。
ようやく俺の視界で見えるくらいの距離まで進んだところ、例の『アイツ』は女性のようだった。しかも北高の制服にカーディガンときたか。背はほっそりとしていて朝比奈さんとどっこいどっこいか、或いは長門と同じくらいだ。胸は・・・ってそこについてはモノローグでも発言してはいけない領域だろうから敢えて控えておこう。しかし、首から上は目が慣れていないのか良く見えない。

「よくきたな」

突然ソイツが振り向き、俺は意表をつかれた。コイツは俺の存在に気がついていたのか?俺は反射的に身構え、応戦した。

「おい、よせって。俺は朝倉のように殺すつもりは毛頭ない」

何故コイツが男口調であるのかはとりあえず置いといて、何でコイツが俺が朝倉に殺されかけていることを知ってるんだ?知ってるのは古泉のような機関の連中と長門や喜緑さんのようなTF・・・何たらかんたらのだけなはずだ。コイツは俺のことを知ってるのか?

「今日はなんで補習があるんだろうね?夏休みぐらい普通に休ませてほしいよな?」

口元が普通の女子高生のように笑みをこぼしながら話している。俺は緊張を少々和らいだことを認識し、コイツのところにさらに近づいていった。

「ちょっと待て。危なっかしいことが薄らいだからいいが、お前は一体何者なんだ?そして何故ここには俺はここにいる?」

言いたいことは山ほどある。だが、ここでの一番の懸案事項は上記の二つなのだ。もしかしたら俺が元の世界に戻れるヒントが聞けるかもしれないからな。

「お前は俺を一番良く知っているはずだが?まあお前がここに来たのは俺の所為だからな、確かにお前にとっては気の毒な話だな」

わけの分からないことを微笑しながら話すのはやめていただきたいんだが。しかし、『俺がお前を良く知っている』?今初めて出会った奴のことだよな?聞き間違いでなければいいんだが。

「俺は、お前だ。そして、お前も俺。」

俺は奇怪な場所に来て、また奇怪な人物と遭遇してしまったか。こういうことには慣れきっているはずだが、いざ久々に体験するとやはりいつものお決まりの台詞を言わなくてはいけないらしい。溜息をついて、

・・・やれやれ

キメ台詞終了。いや、これは本当にキメようと吐いた台詞ではなく、こういう場面に遭遇すると無意識に出てしまう台詞であってだな・・・とふいにアイツを見ると、やけに今の台詞が面白かったのか、少し笑うのを堪えている様だ。

「~ぷっ。ははは、いつもこんなふうに吐いていたのか~。まあ俺も同じポーズして言っていたけどな」

そう言うと、ソイツは右手を額に当て、溜息をつき、

・・・やれやれ

思わず俺も吹いてしまいそうで笑うのを堪えていた。顔は良く見えないが、何だか妙にコイツの存在が懐かしい感じがするのは何故だろうね?俺は我慢できなくなってしまい、腹からおもいっきり笑ってしまった。ソイツは少し怒ったように、

「おい、そんなに笑わなくてもいいじゃないか?全く・・・まあ、こんなポーズとるのも久しぶりだな」

最近はハルヒが閉鎖空間を作ることは滅多に無いし、佐々木や天蓋領域の宇宙人、例のツインテールの超能力者、険悪顔の未来人との騒動も終わり、最近は特に平和だったからな。ハルヒが主催する不思議探索は今も継続中で、当然変な事件には巻き込まれていない。全然気にしてはいなかったが最近は本当に何にもなかったな・・・。

「昨年は本当にいろいろあったな。朝比奈さんに長門、古泉、そして・・・」

突然、猛烈に強い風が俺の体目掛けて襲ってきた。なんだ、なんだ?今度は何だ?向かい風によって俺の体は今にも吹き飛ばされそうだ。

「来たか・・・意外と早いな・・・。」

俺は吹き飛ばされないよう前かがみで踏ん張っている中、コイツは笑みのある口調から一転、真面目かつ真剣な口調に転換して言っていた。

「お前自身が覚醒しようとしているんだ。そろそろ目覚めの時だな。」

覚醒?目覚める?・・・そうか、やっぱりこれはただの夢だったんだな。そうでなければこんな妙に懐かしい感じなんてしないもんな。

「短い間だったけど、お前と対面できて嬉しいよ。もう会うことはないだろうけど、もし会う時は・・・いやこれはあってはならないことだな」

「なんのことだ?」

「忘れてくれ。何でもない。それよりもこれから凄いことが起きるぞ。」

そう言われた直後、天井がパァッと明るく光った。と同時に、先程よりも強烈な風が吹いてきてこの場を保つのはもはや限界に近い。

「大丈夫だ。そのまま流れに身を任せろ。すぐに元の世界に戻れるから。これでお別れだな。」

今の場面は俺にとってはとても喜ばしいはずだった。得体の知れない奴かと思ったソイツは、見たこともない俺と面白そうに話し、ここからの脱出方法を教えてくれた。信用に値することは何一つないがそれでも信じてみようと思ったのは何故だ?そして、何故今のソイツはとても悲しそうな表情をしている?俺は堪らなくなって、最後に質問を一つだけした。

「ちょっと待て!!まだ聞いていないことがある!もっと話をさせてくれてもいいだろうが!!」

ソイツはクスッと笑みをこぼして、そしてゆっくりと言った。

「お前はもう行かなくちゃいけないんだよ。今日も、いやこれからもSOS団を抱えてもらわなくちゃ困るからな。何故なら、俺たちはSOS団団員その一だからだ。」

その瞬間、俺の目の前が一気に眩い限りに辺りが輝いたのと同時に、強烈な風に耐え切れずに俺は吹き飛ばされてしまった。飛ばされながらも必死の思いで見たソイツは・・・小柄な顔に、見事なまでに見惚れてしまうような、完璧なポニーテールだった。あたり一面が白い光で覆われる。暗闇はもはや存在しない。目の前がホワイトアウト――。そういえば、最後にソイツが「雑用係、頑張れよ。」と言ったのは聞き間違いではないことを信じたい。

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